カケラとうつわ 三谷龍二+PERSONASTUDIO
展示風景2004年4月7日〜18日(画像clickで拡大)
自然のものにせよ、人工のものにせよ、観察する価値のないものなんてこの世に存在しないんだからね。w.サローヤン作 伊丹十三訳「パパ・ユア・クレイジーよりある日、友だちの工房が火事になってしまった。お見舞いに出かけた時、焼跡から拾いだされたという鑿や工具を、いろいろ見せてもらった。すでに使えなくなったという道具のカケラ。でも、用途という肩の荷を下ろした道具もまた、とてもきれいだと思った。僕はその中から数点貰って帰り、家で専用の台を作って、その上に鑿を立てた。僕は、その鑿をよく観察するためにの「場所」が欲しかったのだ。 三谷龍二
Copyright(C) 2001-2024. Gallery burikiboshi. all rights reserved.