大浦さんというと、ダンスを連想します。 福岡から何回も上京したとき、 「ダンスを見に来ました」と言っていたし、 絵を描くときは、 「踊るように描く」とも言っていました。 昨年、渋谷区立松濤美術館で、 大浦さんのとても大きな作品 「飛び降りる人5」と「くるくるまわる人」を 見たときも、激しいアフリカの踊りを感じました。 きまった型や、着地を考えない無意識の世界ー そこにドキドキするのです。 今まで、ブリキ星の空間には納まることが出来ない 絵を描いていた大浦さんが 「小さな絵」に挑戦します。 「信頼のような形」という不思議な、 でも、思いの詰まったタイトルです。 |