内海満昌展

展示風景2004年3月3日〜11日(画像clickで拡大)

内海さんの絵の展覧会も、これで4回目になります。
毎回、何時間も見ていく人、涙を流して帰る人がいて、
見る人の心を惹きつけます。
彼の絵は、形が現れたり消えたりする抽象の世界です。
今回は、家の形らしきものが、でてきました。
内海さんの心の居場所が現れているのでしょうか。
最近、パラパラと雑誌をめくっていたら、
「いちばん怖いはずの『死』でさえ、
 いまの人たちは、順番だから怖くないらしい--」
「そのことが、とても恐ろしい」
と書いている方がいました。
内海さんの絵は、その、いちばん恐ろしいことに向きあい、生きていこうとしているところが、
私は好きです。

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